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第3石油類

1気圧で引火点が70℃以上200℃未満のもの

 

 

◎重油

特徴   原油を分留したときに沸点が300℃以上の物質を重油という

      引火点が60℃以上なので加熱しなければ引火しないが、いったん

      燃焼すると発熱量が大きいために消火が極めて困難になる

      霧状になったものは引火点以下の温度でも引火の危険がある

 

貯蔵   火気を近づけない

      容器から漏れないように注意する

 

消火   泡、粉末、二酸化炭素、ハロゲン化物による窒息消火

 

 

 

◎クレオソート油

特徴   コールタールの230℃~300℃における蒸留物質

      主成分はナフタレン、クレゾール

      黄色または暗緑色の油状物質で、特異臭がある

      水には溶けない

      蒸気は有毒である

      防腐剤、消毒剤、タイヤのゴム等に使用されている

 

貯蔵   重油と同様の取扱い

 

消火   重油と同様の消火

 

 

◎ニトロベンゼン

特徴   暗黄色の油状の液体で、杏仁豆腐のような臭いがある

      可燃性がある

      毒性があり、皮膚からの吸収や蒸気を吸引すると危険である

 

貯蔵   重油と同様に扱う

 

消火   重油と同様の消火

 

 

◎アニリン

特徴   無色の液体で、塩基性の物質

      酸と反応して塩ができる

      空気や光で酸化され褐色に変色する

      水にはわずかに溶け、有機溶媒にはよく溶ける

      毒性があるので、皮膚への付着、蒸気の吸引は危険である

 

貯蔵   重油と同様に扱う

 

消火   重油と同様の消火

 

 

 

◎エチレングリコール

特徴   無色透明で粘性のある液体で甘味がある

      可燃性がある

      水によく溶けるが、エーテルには溶けにくい

      引火点が常温より高いので加熱しなければ引火の危険はないが高温

      になると燃焼しやすい

 

貯蔵   重油と同様に扱う

 

消火   重油と同様の消火

      水によく溶けるので泡消化剤は、耐アルコール泡を使用する

 

 

 

◎グリセリン

特徴   水によく溶けるが、有機溶媒には溶けない

      無色透明の粘性液体で甘味がある

      毒性はほとんど無い

      保水性があるので化粧品や水彩絵の具にも使用されている

 

貯蔵   エチレングリコールと同様に扱う

 

消火   エチレングリコールと同様の消火

 

 

 

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